博士課程の
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年間と、
その先にあるもの
福島工業高等専門学校
化学・バイオ工学科
助教
山内
紀子
東北大学大学院工学研究科 平成29年度博士後期課程進学説明会
略歴
平成13年（2001年）4月～平成17年（2005年）3月
東北大学工学部 化学・バイオ工学科
平成17年（2005年）4月～平成19年（2007年）3月
東北大学大学院工学研究科 化学工学専攻 博士課程前期
平成19年（2007年） 4月～平成22年（2010年） 3月
東北大学大学院工学研究科 化学工学専攻 博士課程後期
平成21年（2009年） 4月～平成22年（2010年） 3月
日本学術振興会特別研究員（DC2）
平成22年（2010年）4月～9月 日本学術振興会特別研究員（PD）
博士号取得は研究職へ就くための必要条件
大学・高専や、産総研などの研究者になるためには、博士号は必要
（平成30年度科研費「若手研究」の応募要件）
平成30年4月1日現在で博士の学位を取得後8年未満の研究者が 一人で行う研究を対象とします。
東北大学工学部の助教公募の例 （応募資格）
博士の学位を有する方、あるいは着任予定時期までに博士の学位を 取得見込みの方
科研費の「若手研究」は、平成30年度から基本的には博士号が必要
海外で研究する場合も、博士号の有無によって待遇が変わる
博士課程進学への不安・・・
博士課程で、やっていけるのだろうか・・・
修士で就職する友達が多いしなあ・・・
27歳（またはそれ以上）まで学生って
どうなんだろう・・・
博士号取った後の就職って大丈夫なのかなあ・・・
博士課程って、やっぱり特別な人だけが
博士課程進学の決断（私の場合）
博士課程に進学せずに後悔するなら、 とりあえず進んでみよう・・！
もちろん、アカデミックポストに就いて
研究できるかはわからないけれど・・・
博士号を取得する過程で得たものは、
きっと無駄にはならないだろう・・！
夢に向かって、頑張るだけ頑張ろう！
博士課程
研究者
として必要な基礎力を身につける期間
研究の進め方
チームで研究をするときの
チームワーク力
研究費の取り方
（学振や財団の研究費などの申請） 研究論文の書き方
プレゼン資料の作り方
語学（英語力）
プレゼンテーション力
海外経験
（国際学会発表、留学など） 研究者としての心構え
博士課程
教育者
として必要な基礎力を身につける期間
私は、学生時代に先生方にやっていただいたことを
もとに（自分らしさのアレンジを加えた上で）
現在、学生たちに指導しています。
（まだまだ発展途上ですが）
学生たちへの日々の向き合い方
学生たちのプレゼンの指導
博士課程修了後
研究者と教育者の両方になりたかった私は、
大学教員または高専教員を目指して就職活動をし、
福島工業高等専門学校の助教になりました。
現在、共同研究（異分野融合）も進展させることができ、
論文執筆や学会発表、研究費申請なども精力的に行っています。
博士号を取得して7年が経ち、最近、自分の人生に改めて向き
合う日々です。
博士課程を修了した後も（当たり前ですが）勉強勉強です。
